最近電子レンジの調子がわるいな、、、
日立ヘルシーシェフって?
我が家では2022/6に日立の多機能オーブンレンジ「ヘルシーシェフ」を購入しました。
(当時の型番はMRO-W1Z-Kで、購入金額は5,5000円でした。)
電子レンジ、オーブンのほかに過熱水蒸気調理、蒸し調理、グリル調理など、ほとんどの加熱調理を網羅してくれます。
赤ちゃんの離乳食など、様々な場面で重宝していました。
しかし、1年使用したあたりからストレスに感じることが増えました。
故障について
扉のひずみ
購入した1年ほどたった2023年夏ごろから、扉を閉めても閉まっていない判定されていまい、
調理が始まらず、少し強めに扉を押し込まないと反応しないようになりました。
上から見てると、若干右側の扉と本体に隙間ができていることに気づきました。
本体の右側には扉が閉まっているか判定するためのセンサが入っているので、ここがしっかり押し込まれないと閉まっていないと判断されて調理が開始されないのです💦
ただ、強く押し込めば動くので少しストレスに感じながらも日々の調理にはそこまで支障はありませんでした。
日立の出張修理サービス
2024年正月には能登半島地震がありました。
私は北陸地方に住んでおり、地震の被害を受けた家電を特別料金にて修理しますと日立から案内メールが届きました。
オーブンレンジは以前から調子が悪かったですが、2024年1月ごろにはさらに扉と本体の隙間が広がっており、地震の影響で悪化したのではないかと思い、日立に問い合わせてみました。
するとオペレーターが訪問し、直接オーブンレンジを見てくれるとのこと。
当日、日立の作業員の方が家に来て、オーブンレンジの扉を取り外し、解体してどこが原因なのか見てくれました。
結果は本体がひずんでおり、部品の交換では修理不可とのこと。
扉がひずんでいるのであれば、2万円ほどで修理可能だが、本体の場合は本体ごと新品に変えるしかない。交換費用は4万円といわれました。
(購入時は5万5千円でした)
1万円ほどで修理できると思っていたので、4万円と聞いて驚きました💦
私は悩んだ末、完全に使用できないわけではないので、4万払うくらいなら今のまま我慢しようという結論に至りました、、、
真の故障原因
それから半年ほど経過した頃には、扉を強く押し込んでもすぐに浮いてきて調理中に加熱が止まったり、ずっと手で押さえていないと加熱されないほど悪化していました。
我慢の限界ということで変わりのオーブンレンジを探し始めていた中、
「ヘルシーシェフ故障扉のひずみ」で調べていたら、価格.comの口コミで同じような症状の方を見つけました。
2016年の口コミだったので、古い情報かなと思いつつ、同じようにネジを外して見てみました。
すると上の口コミと同じ箇所でローラーの回りが明らかに悪くなっていました。
ローラーを外して見ると、もともと円形だったはずが、1mmほど削れて半円形状になっていました。
そのため、上を行き来する金具の高さが下がり、バネの引っ張り力が弱まり、右側の扉がちゃんと閉まらなくなっていました!
左側のローラーは回転しており削れはなかったので、応急処置として左右の扉のローラーを入れ替えました。すると右側の扉がしっかり閉まるようになり、調理途中で止まることもなく、強く抑える必要もなくなり一時的ではありますが、非常に快適に使用することができるようになりました。
私は全くの素人ですが、普通のドライバー1本で作業できました。
交換した部品「ローラークミ」
交換した白い部品は「ローラークミ」というそうです。
1つ250円程度の部品で非常に安価に修理できました。
日立の作業員の方に言われて、4万円で新品に交換しなくてよかったです💦
日立へ意見するとしたら、
・2016年の古い型番からわかっている不具合をなぜ今まで改善していないのか?
・金属の部品が行き来するローラーが樹脂材料では削れることは一目瞭然では?
・日立の修理担当の作業員はこの不具合を認識していないのか?
ですね、、、
ぜひこの部品が改善されることを期待しています。
まとめ
- 日立ヘルシーシェフの扉の故障は過去から発生している不具合
- 原因は「ローラークミ」の摩耗
- 部品代は1個250円程度で素人でも修理可能